
伊勢神宮へ参拝したおり、内宮鳥居前のおはらい町で「伊賀くみひも」に出会いました。
組紐の起原は奈良時代以前とも言われ、経典や袈裟、刀の紐などに使用されてきたそうです。伊賀の地域産業としての発展は、明治中期以降に、江戸の組紐技術を持ち帰ったところから始まるそうです。

繊細に編み込まれた組紐は、見ているだけでうっとり。
携帯ストラップに仕立てられた伊賀くみひもを店頭で見かけてどうしても欲しくなったものの、ストラップ穴のないiPhoneに付けることもできず、しばらく迷いました。
そこで思いついたのが、愛用しているカメラのGRに付けるということでした。

GRのREDリングとよく似合う、赤と黒の縞模様の組紐を選びました。
携帯ストラップ用の伊賀くみひものため少し短いのですが、GRに純正ジャケット(GC-6)を付けてネックストラップで首から下げることが多いため、短めでかえって良かったです。
革やキャラクターもののストラップも良いのですが、日本人らしい持ち物を持っておくのも良いものだなぁと思いました。