ミニマリストの定義を気にする人が居るようです。
あの人は持ち物が多いから、エセミニマリストだと批判されるかたも居るようです。
そういった批判を気にする人も居るようです。
持ち物が少なくなる傾向にあるのは、確かに、ミニマリストの特徴のひとつだと思います。
しかし、言葉の定義を気にして、持ち物を少なくしなければいけないと考えるようになってしまうと、心の自由を失ってしまいます。
物に縛られず自由になろうとしているのに、言葉に縛られて自由になれないのは、つまらないことだと思いませんか?
そもそも言葉というものは、物や現象に後から名前をつけただけのものです。
たとえば、空に浮かぶ白いわたのようなものに「雲」という名前を誰かがつけました。うれしそうにしている人の顔に「笑顔」という名前を誰かがつけました。
自分がうれしくて笑っているときに、言葉の定義ばかり気にする他人に、「君は本当はうれしくないはずだ、偽物の笑顔だ。口の角度が違う。目の形が違う。」などと言われても困ってしまいます。
ミニマリストとは、ミニマリズム主義者のことです。
ミニマリズムとは、物事を必要最小限にしようとする主義のことです。
物事を必要最小限にしたいと思って行動している人が、他人から「あなたはミニマリストではない。物の量が100個以内ではない。ミニマリストはそんな物持っていてはいけない」と言われても困ってしまうのではないでしょうか。
他人がなんと言おうと、物事を必要最小限にしたいと思っているなら、そのように行動すれば良いのではないかと思います。
自分がミニマリストとして他人に認められるかどうかなんて、取るに足りないことです。