
カバンの中にひとつのポーチを入れています。
そのポーチには、ポケットティッシュやお守り、VICTORINOXのマルチツールカードが入っており、体調がすぐれないときには、薬を入れておくこともあります。
それらのものは必要なときになければ困るけど、頻繁に使うものではないし、ポーチが外から見えるわけではないため、好みのデザインではない間に合わせのポーチで過ごしていました。
そろそろポーチを買い替えたいと思っていたところ、ベルナール・ビュフェ美術館に併設されたカフェ&ショップで素敵なポーチを見つけました。
ベルナール・ビュフェ(1982年07月10日-1999年10月04日)は私が最も好きな芸術家で、年に1度は美術館に訪れています。何度見ても圧倒される油絵の迫力と、カミソリで切り裂いたような鋭い線が絶妙な場所に刻み込まれた絵画に、いつも心を奪われます。
大きな鎌を持った死神が漂っていそうな空気感の中に、妖艶な空気が混在し、絶望と希望を同時に見ながら快楽を感じるような、他では味わえない気持ちになります。

さて。ポーチの話に戻ります。
黒地のポーチにベルナール・ビュフェが書いた文字が印刷されています。大きさは、ポケットティッシュを2つ並べたくらいのサイズで、底にマチがある袋状のポーチにファスナーが付いたシンプルな構造です。
小物類をまとめて常にカバンに入れておくポーチとして、使っていこうと思います。