はじめに
仕事の鞄の中には折りたたみ傘が入っています。雨が降りそうな日はもちろんのこと、快晴の日にも入れっぱなしです。荷物を減らすためには鞄の中から出してしまい、必要なときだけ持ち歩いた方が良いのですが、いざというときに限って忘れてしまいそうなため、折りたたみ傘を入れっぱなしにしてあります。
しかし、折りたたみ傘は意外に重くて大きなもので、一般的な折りたたみ傘で210g〜280gほどあるそうです。大きさは、500mlのペットボトルを少しスリムにしたくらいでしょうか。
出張時は鞄の中でパソコンの次に重い存在でしたので、どうにかこれを軽くてコンパクトにできないだろうかと思っていました。
そんな中、LOFTで69gの折りたたみ傘を見つけました。スマホよりも軽く、一般的な折りたたみ傘の1/3ほどの軽さです。
傘の本体
傘の生地が薄いため、畳んだ姿が一般的な折りたたみ傘より細くなります。
ハンドル
ハンドルの部分が小さくなっており、傘の軽さに繋がっています。
ストラップを通す部分も軽量化の工夫がされており、一般的な折りたたみ傘のように金属の輪が使われていません。スマートフォンのストラップを通すような2つの穴が空いています。
ストラップ
ストラップも軽量化のために軽い素材が使われています。
バンド
バンドは傘の生地と同じ薄くて軽い素材でできており、隅々まで軽量化の工夫がされています。
傘を開いた状態
開いてみると、普通の折りたたみ傘とほとんど変わりません。
傘の骨
傘の骨は5本で構成されています。
骨の数が少なく見えますが、使用中に強度に不安を感じることはありませんでした。
傘とスマホでサイズ比較
スマホと比べると、細さや小ささがよくわかります。
まとめ
実際に鞄にいれて出張に行こうとしたところ、「あれ?鞄の中に折りたたみ傘入ってる?」と、鞄の中を再確認したほどの軽さでした。
雨の日に使ってみたところ、軽量で丈夫なカーボンの骨のおかげか強度に不安を感じるとはありませんでした。軽さ最優先の傘のため、サイズは少し小さめです。大雨の中を長時間歩きまわる用途には向いてないと思いますが、駅やバス停からちょっと歩く程度の用途には十分なサイズです。
折りたたみやすさについては、傘の生地が薄いため、ひらひらしてしまい思うように畳めず最初は扱いにくく感じました。しかし、数回使っただけで慣れたので、とくに問題はありませんでした。
傘を使った後は部屋の中で開いてしばらく干しておくのですが、撥水性が高く薄い素材でできているおかげか、短時間で乾きました。そのうえ、傘が小さいおかげで干しておいても邪魔になりにくく、使った後の手入れが楽でした。
先日、雨が降りそうな昼休みに、最寄りのコンビニまで行くのにこの傘を持っていきました。ビルの外へ出てみると雨は降っておらず、畳んだままの傘を手に歩き出したのですが、ふと、スマートフォンより軽いことを思い出し、スーツのお尻のポケットに入れてみました。
歩き出したところ、傘を入れたのを忘れて1日過ごしてしまうのではないかと思うほど違和感がなく、そのままコンビニへ行き、両手が空いた状態で買い物することができました。
仕事鞄に入れっぱなしにしておく傘のほかに、旅行や遊び用の鞄に入れておくためにもう一本購入しようかと思うほど気に入っています。いま持っているのは仕事用のため黒い傘ですが、旅行や遊び用には明るい色合いのものを選ぼうと思っています。