静岡県三島市にある三嶋大社の門前に「大社の杜 みしま 」という裏路地ができました。裏路地には小さなショップやレストランが入っており、今も拡張を続けています。
先日、大社の杜に行く機会があり、鯔背家さん(Facebook)の四季箸置きセットを買い求めました。
鯔背家さんでは、町工場の職人さん達が技術を持ち寄って雑貨を作っているそうです。日本の町工場というと、世界的にも有名なほど技術力が高い一方で、海外で作られた安価な品に押されているという現状があります。
そんな町工場の職人さん達の技術で雑貨を作るわけですから、海外の安価な大量生産品より質が良いに決まっています。
今回買い求めた「四季箸置きセット」は、金属のプレートを曲げたものに「桜」「花火」「紅葉」「雪」のロゴがあしらわれた箸置きのセットです。
箸置きというと使わない家庭も多いと思いますが、箸を箸置きに乗せるだけで食卓の雰囲気がぐっと良くなります。
例えばインスタントラーメンを鍋でゆでて、そのまま鍋から啜るのと、丼にうつして啜るのとでは、気持ちの落ち着きようが違います。丼に移すのと同様に、箸を箸置きに置くだけで、気持ちがさらに落ち着くような気がします。
居酒屋でカウンターに座ったときにも箸置きがあると、気持ちが落ち着いておいしい料理と日本酒をゆっくりいただきたくなります。
持ち物をできるだけ減らして暮らしたいと思う一方で、箸置きのような心を落ち着けるものは愛用していきたいと思います。
そして、鯔背家さんのような日本の町工場の職人さんの技術を楽しめる雑貨屋さんを、応援していきたいと思います。