企業における効率化は、「企業の利益を増やすため、コストを減らし、生産性を向上させる」ということになると思う。
しかし、昨夜、矢野さん(オフィシャルブログ/Twitter)に教えていただいた家事効率化の考え方は、まったく違った。「家事が嫌いなら、嫌いな理由をあげ、嫌いなことを楽にしましょう」というものだった。
たとえば、「洗濯が嫌い」→「洗濯の中で何が嫌い?」→「干す作業が嫌い」→「干す作業を無くすにはどうすれば良い?」→「乾燥機付き洗濯機を買う」→「干さなくて良くなる!」という具合に、嫌いなものをやらなくて済むように、お金をかけるのは良いことだということを、教えて頂いた。
つまり、「自分の気持ちにとって、ネガティブなものを減らし、ポジティブなものに集中する」ということだと思う。たぶん、企業における効率化も、「企業の利益にとって、ネガティブなものを減らし、ポジティブなものに集中する」ということになると思う。
効率化の本質は、「ネガティブなものを減らし、ポジティブなものに集中する」ということなのかもしれない。