日経ビジネスAssocie 2012.07号の特集は「仕事に効くノート術」です。この特集は、自分に合うノートの選び方や、成果が上がるノートの使いこなし方などが約80ページに渡って掲載されています。
目次
- この特集の読み方
- PART 1. 「あなたのための1冊」を選ぼう
- PART 2. 「我が社の仕事師ノート」一挙公開!
- PART 3. ”隣の達人”即効ワザ大集合
- PART 4. 最新&実用!デジタルノート
- PART 5. もっと知りたい。ノートの力
ノート選びと、ノートの使い方
特集記事は、ノート選び(PART1)と、ノートの使い方(PART2〜5)に別れています。
ノート選びでは、野球解説者の工藤公康さんが、ノート選びを美崎栄一郎さんに学ぶという企画に始まり、ノート表紙の素材や中紙のフォーマット、サイズなど、ノートのスペックからノートを選ぶ方法などが掲載されています。
ノートの使い方では、成果をあげているビジネスパーソンへのインタビューや、日経ビジネスアソシエ読者へのインタビュー、デジタルノート、著名人へのインタビューなど、ノートの使い方の説明とともに、実際のノートの写真が豊富に掲載されています。
東国原英夫さんのノートの使い方に感動
特集記事で紹介されているみなさんは、色々なテクニックを使ってノートを使いこなされています。その中でも特に気になったのは、東国原英夫さんのノートの使い方でした。
- A6サイズのノートを使う
- 1冊を表からと裏からの2方向から使う
- 表からは、知識を深めたいキーワードと、その意味、問題点、メリット・デメリットなどを書き込み情報を追加していく
- 裏からは、データや雑学的なことを書く
- 主語や述語を意識して論理的に書く
このようにして書かれたノートを通して、用語を正しく使い、説得力のある材料で補足して意見を伝えるのだそうです。1つのキーワードに対して、問題点、メリット・デメリットを把握し、説明する相手の疑問にしっかり応えるというのは、政治家だけでなく、ビジネスにもプライベートにも大切なことだと思います。
シンプルな使い方だけれど、自分の知識を深めていく東国原英夫さんのノートの使い方に強く感動しました。
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