iPad miniで文学を読んでみることにしました。まずは、好きな作家の作品が登録されているかどうか確認です。結果は、以下の通りです。
- 三島有紀子・・・なし
- 伊坂幸太郎・・・あり
- 向田邦子・・・あり
- 星新一・・・あり
- 三島由紀夫・・・なし
- 谷崎潤一郎・・・なし
- 太宰治・・・あり(青空文庫)
ただし、「あり」のものについても、その作家の作品すべてが登録されているわけではありません。品揃えについてはこれから期待といったところですが、あるものから順番に読んでいけばしばらく楽しめそうです。
読み始めてみたところ、違和感がありました。その違和感の正体は、画面の中央に縦線がないためでした。
上の写真は、i文庫HDの写真です。i文庫HDの画面の文庫本の中央の綴じてある部分を模した縦線があります。この縦線が意外と大切で、文章を目で追っていくと、一つの区切りになっています。
そのため、Kindleアプリのように、中央に縦線のないのっぺりした画面では、視線が定まりません。
また、Kindleアプリでページをめくろうとすると、巻物を横にずらすように、するするとページが移動します。そういった表現方法も、紙の本らしさがないため、違和感を覚えました。
おすすめの読み方
文学作品は、i文庫HDで読むのが良いと思います。ただし、i文庫HDではKindleストアで売られているものが読めませんので、以下のように使い分けると良さそうです。
- 青空文庫の書籍は、i文庫HDで読む
- 市販の書籍は、Kindleアプリで読む
- 電子書籍を読んで、本棚に飾っておきたいほど気に入った本だけ紙の本で買う
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